こんにちは「ぴよ」です。
今回は都内へ遊びに行きました。
通行手形は必要なかったし、埼玉狩りもなかったので安心。
実はどうしても行きたい場所があったのです。
それは「目黒寄生虫館」
自然の食材をいただいている身としてはとても気になる分野です。
もしかしたら既に体内にいるかも知れませんし。
ということでいざ出撃!
駅から地味に遠い
この博物館、残念ながら駅前にあるわけではありません。
10分~15分程度?歩きます。
目黒川。
春は桜が満開になってきれいですよね。実際に見たことはないですが。
昼間の曇り空の下なので、なんの感動もないただの都会を流れる川です。
渡ります…。
そして到着!
頑張って歩きました。
いざ入館
博物館は雑居ビル群の一角にあるので、事前に場所を確認しないと見過ごす可能性があるので注意しましょう。
住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒4丁目1-1
一階は寄生虫の多様性について
早速入館。
展示・記載されているものは片っ端から読んでいくスタイル。
だから、こういった施設の滞在時間はいつも長めです。
一階は寄生虫を体系的に説明しているフロアのようですね。
色々な標本が充実しています。
オオグソクムシ(自由生活)とタイノエ(寄生)の比較やらダニの標本やらカマキリに寄生しているハリガネムシやら楽しいものがいっぱいです。
二階は人体に関わる寄生虫の展示
二階は人体に影響を及ぼす寄生虫の展示。
釣り人やハンター、野食家にとって知っておくと為になることがたくさんあります。
例えば吸虫類。
川魚やサワガニだけではなく、それらを食したイノシシも宿主になるそう。
顎口虫も渓流魚を含む川魚などを介してイノシシやマムシにも宿主に。
どちらも人体に寄生すると大変。
だから上記食材の生食(生焼け含む)は止めたほうが良いです。
勉強になりますね。
世代的になつかしのギョウチュウ検査シート。
修学旅行の前とかに肛門に貼り付けていた思い出。
このシートと共に入っていた説明書のキューピー(エンゼル)?のイラストが思い出されます。
寄生虫館のメイン?サナダムシ様です。
その長さ、8.8メートル。
隣には同じ長さの紐(しかもサナダっぽい平紐)が設置されています。
これが腸の中にいるなんて驚きですね。
サナダムシダイエットとか聞いたことありますが、これ腹の中で飼える?
ぴよは無理です。
博物館に行ったらガイドブックはやはり買うべきでしょう。
家に帰っても余韻に浸れます。
お値段たったの300円!安い。
これだけ施設が充実しているのに、なんと入館料は無料です。
すごいですね。
ただし、館内に置いてある冊子にこんな文言が…。
当法人は自治体などの出資母体をもたない独立採算制の私立博物館です。1953年の創設以来、基本財産の運用益や、皆様からの寄付金などをもとに運営を続けております。
博物館の維持には皆様からのご支援が欠かせません。ご来館の際にはご寄付にご協力くださいますよう心よりお願い申し上げます。
引用:目黒寄生虫館冊子より
入館料は無料です。
ただ、こんなすばらしい施設も私立博物館である以上、運営資金が無くなれば廃館の可能性もあるわけです。
入り口に募金箱があります。立ち寄った際は是非寄付をしていただきたいと思います。
締めは麺類
せっかく寄生虫館を見学したのだから、飯はアレ状のものが食べたい!
ということで麺類を食べます。
標本の白さからイメージするとうどんが最高とは思いますが、ラーメン大好きなのでそっち方面で。
目黒は結構ラーメン屋が多くて、どこに入ろうか悩みますね。
ということで今回はこのラーメンにしました。
低加水のパツパツ麺で美味しい。
スープも完飲しました。ご馳走様でした。
初めての寄生虫館でしたが、何回も通える面白さ。
もう一度生きたいと思います!
寄生虫最高!