こんにちは「ぴよ」です。
「72時間の壁」という言葉を知っていますか。
災害時、特に人命救助の時に使われる言葉ですが・・・
・一般的に人間が水なしで活動できる限界が72時間である。
・72時間を超えると救出者の生存率が著しく低下する。
ということから生まれた用語です。
もちろん季節やケガの有無など、状況によって変化はありますが、政府(内閣府)が公開している防災関係の資料でも、この「72時間(=3日)」を一つの基準としているようです。
被災した場合、時間が経てば支援の手が差し伸べられると思います。
しかし、それまでは自分の身は自分が守らなければなりません。
だからこそ食料の備蓄(最低3日分)をしておくことがとても重要となってきます。
この記事を読んでいる方、備蓄をしようと思ってはいるが何を買えば良いか迷っていませんか。
また、備蓄してはいても、その量で足りているのか不安になったりしませんか。
そんな悩みも「東京備蓄ナビ」を活用すれば解決するかもしれません。
東京備蓄ナビとは
東京備蓄ナビ(https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/)は、東京都が開設した家族構成に応じた備蓄品目や必要量を表示してくれるサイトです。
もちろん都民以外でも安心して使えます。
東京備蓄ナビ:https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/
備蓄数以外にも災害に備えるための様々な情報を提供してくれています。
必要な備蓄品を一覧にしているサイトはよくありますが、家族構成などを入力することで、それぞれの世帯に合った備蓄品の数を算出してくれるサイトは画期的だと思います。
実際に入力してみる
備蓄品の算出時間もたいしてかからずとても簡単です。
東京備蓄ナビ:https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/
入力する項目も
・家族構成
・住まい(戸建てor集合住宅)
・ペットの有無
この3項目だけです。
私の場合は4人家族、戸建て、ペットなし。
算出された我が家の必要備蓄品および個数はこちらです!
・水:33L ・レトルトご飯:33食 ・レトルト食品:11個 ・缶詰:11缶
・栄養補助食品:11箱 ・プロテインバー等:4パック ・健康飲料粉末:11袋
・調味料セット:適宜 ・即席麺:3パック ・無洗米:5kg ・飲み物:11本
・お菓子:3パック ・果物の缶詰:3缶 ・ウェットティッシュ:120枚
・アルコールスプレー:2本 ・マスク:12枚 ・口内洗浄液:1080ml ・救急箱:1箱
・常備薬:1箱 ・カセットコンロ:2台 ・カセットボンベ:ガスコンロ1台につき1日4/3本
・ラップ:1本 ・ポリ袋:1箱 ・ビニール手袋:1箱 ・アルミホイル:1本
・トイレットペーパー:4ロール ・ティッシュペーパー:4箱 ・懐中電灯:2灯
・乾電池:単1~4までのセット ・点火棒:1本 ・使い捨てカイロ:24個
・使い捨てコンタクトレンズ:1人1か月分 ・携帯電話充電器:携帯台数に合わせて用意
・布製ガムテープ:2巻 ・軍手:12組 ・新聞紙:適宜 :手回し充電式などのラジオ:1台
・簡易トイレ:60回分 ・マルチツール:1個 ・給水袋:4袋 ・生理用品:30個セット
・ポータブルストーブ:1台 ・基礎化粧品:1個 ・フリーズドライ食品:適量
・乾物:適量 ・歯磨き用ウェットティッシュ:120間程度 ・ウェットボディタオル:12枚
・LEDランタン:最低3台 ・ヘッドライト:4個 ・クーラーボックス:1個
・リュックサック:1個
多くない!?
我が家の備蓄品、まったく足りてないようです。
さすがに全部そろえるとなると出費が激しいので、ここから取捨選択することになると思いますが。
冒頭に挙げた「72時間」を乗り切るために、特に飲料と食料は算出された数値を目標に準備したほうが良いですね。
また、備蓄品を揃えるときは、そう思い立った季節を基準に考えがちですが、災害は春夏秋冬いつでも起きる可能性があるので、それぞれの季節で必要なものも考えなくてはいけません。
特に冬の寒さ対策は考えておかないと命に係わりますので、防寒系のアイテムは重要だと思います。
ありがたいことに、このサイトは備蓄品数の算出後にAmazon、楽天、Yahooショッピングへ飛んでそのまま買い物に行けるようになっています。
自分を、大切な人を守るためにも、まったく備蓄をしていない方は、これを機に少しでも購入しておきましょう。