自給自足生活に憧れるへっぽこサラリーマンです。 諸活動によりGETした獲物の画像を載せる場合もありますので記事によっては閲覧ご注意ください。

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2021年度

散弾銃猟 単独猟2年目で初のシカを獲る&次年度への課題

投稿日:2022年2月20日 更新日:

こんにちは「ぴよ」です。

 

 

昨年度から始めた「単独忍び猟もどき」ですが、今年度ようやくシカを獲ることができました。

もちろん嬉しさもありますが、それ以上に今後の課題も見つかった猟期でした。

次年度に活かせるように備忘録として残しておきます。

 

いつもと違う場所へ行ってみることにした

 

昨年度から今年度の初めまで入っていた山はどちらかというと人里に近い山で、周辺には集落や畑があり、獣防止の電気柵が設置されていて、いかにも「獣の被害に悩んでいますよ」という感じの場所。

いろいろ歩き回って足跡やシカの糞などの痕跡を見つけていましたが、結局獲物を見たのは前猟期最後のイノシシ1回だけでした。

 

獣はいるけどそんなに数は多くないのか?

猟にかけている時間と獲物との遭遇回数を考えると非常に効率が悪いぞ。

いや、自分のアプローチが悪くて獲物に気付かれているんだ・・・。

 

同じ場所で粘るか、新規開拓するか。

悩んだ末、残りの猟期は自宅から移動時間もガソリン代も消費しますが、獣の生息数は多いらしい県境へ通うことにしました。

 

一回目

 

なんとか日の出前に起きて急いで車を走らせましたが、現地に到着したのは9:30。

もっと早く起きないとダメか・・・。

地形図的には等高線の間隔が狭く、あちこちに「岩がけ」の記号があるような場所。

今日はその中でも比較的緩やかそうなところを徘徊することに決めました。

数日前に降ったらしい雪が日陰に結構残っています。

所々「シカ糞」は見ますが、肝心のシカ本体が見つかりません。

しばらく山の中を歩いていると、何となく気配というか視線を感じます。

立ち止まって周りを見ると、木々の間から黒いものがコチラを見ているじゃないですか。

この時期にクマか!?

と少し身構えつつ双眼鏡で覗いてみるとカモシカ。

なんだ、驚かすなよ。

その後もこちらに熱い視線を送り続けてきますが、飽きたのか走り去っていきました。

色々歩き回りましたが、結局初回はただのお散歩で終了。

空振りです。

萎えた気持ちで長時間かけて帰宅。

 

二回目

 

前回よりも早く現場に着こうと思い、仕事終わりに1時間ほど仮眠して出発します。

夜の山道はシカがいっぱいで、目的地に到着するまでに4匹のシカを目撃。

やはり生息数はそれなりに多いみたいです。

日の出30分前に到着。

準備をして日の出とともに行動開始。

前回と同じ場所をもう少し広範囲に探っていくことにします。

あちこちに糞は落ちていますが獲物は見えず。

糞の状況から察するに、どうやらシカよりもカモシカの活動場所となっているようです。

その後、予想通りまたもカモシカに遭遇。

このエリアは諦めて、次回からは他のエリアを探索することにします。

 

三回目

 

この日も1時間ほど仮眠をとって出発。

前回までの場所から少し離れたエリアへ向かうことにしました。

地形図的には、斜面は急だけど尾根筋は比較的なだらかになっているような場所。

もちろん初めての場所なので実際にどうなのかは行ってみないと分かりません。

車が停められそうな場所を確保して、林道を徒歩である程度進んだところで山に入ります。

入ってすぐにシカに遭遇。

しかも二頭。

こんなすぐに獲物に出会うとは思っていなかったので、何もできず呆然と眺めるだけ。

シカは斜面を駆けあがって行ってしまいました。

なんてこった・・・。

 

気を取り直して休憩を何度かとりつつ針葉樹の斜面を進んでいくと、広葉樹が広がる尾根に出ました。

一気に植生が変わるのが面白い。

落ち葉で滑って谷に落ちたら洒落にならないので軽アイゼンを装着します。

尾根に沿ってゆっくり歩いていると・・・。

 

ピィーーッ!

 

シカの警戒音。

近い。

音の聞こえる方へゆっくり近づきますが、こちらが動いた分、鳴き声も離れていきます。

尾根から外れて谷筋の方へ向かっているようです。

こちらも迂回するような感じで谷筋の方へ移動します。

 

獲物を撃つ

先ほど鳴いていた奴かは分かりませんが、谷筋でシカを発見。

こちらの姿を確認して動き出しますが、警戒心は低いようですぐに止まってこちらを眺めています。

焦らずにゆっくりした動作で銃を構えて深呼吸。

呼吸を整えブレを最小限に。

 

ダーンッ・・・!

 

走りだすシカ。

クッ、逃げた!

が、変な走り方をしていて速度も遅い。

中ってる!

追いかけて、再び狙い・・・。

 

ダーンッ・・・!

 

バタッと倒れるシカ。

・・・仕留めた。

もちろん獲れた喜びはありますが、山を歩き回った疲労感や命を奪ったという実感や言葉に出来ない何かで、少しの間ですがその場で呆然としてしまいました。

「やったぜ!」というよりも「獲っちゃった・・・」という感情。

いろんなことを思いながら、獲物を解体出来る場所まで引き出しました。

解体

解体にも色々な方法があるようですが、よく見るのは

・寝かせたまま

・首から吊り下げる

・足から吊り下げる

等でしょうか。

ザックの中にホイストロープを入れていたので、今回は首から吊り下げ方式でやってみることに。

とはいえ、初めての解体。

しかも一人きり。

モーラナイフを手にどうやったらいいか悩みましたが、事前に見ていた動画の見よう見まねで何とか頑張りました。

下山の時間が遅くなりそうだったので、足の部分は毛を剥がずにそのまま持ち帰ることに。

後日、家の庭で処理することにしました。

とりあえず持ち帰る部分をビニール袋に入れ、さらに土のうに詰めてまとめます。

 

運搬

土のう2袋分の肉が獲れました。

これを車まで運びますが、銃やザックを持ちつつ、さらに土のう2袋を持つのは無理だったので、結局2往復することに。

体力と時間をかけて、なんとか車まで荷物を運びきりました。

疲れた・・・。

寝不足&疲労で事故らないように気を付けながら帰宅。

 

まとめ(反省点)

 

単独忍び猟のまねごとを始めて2年目。

ようやく獲物を手に入れることが出来ました。

嬉しさはありますが、反省点・課題も多々あります。

特に気になったものが

 

・撃つ位置

獲物を仕留めるので精いっぱいで獲物の引き出しが相当大変だった。今後は仕留めた後のことを考えて撃てるようになりたい。

・解体手順(衛生面)

内臓の処理をしたときに糞などの内容物がナイフに付いてしまったが、そのナイフで足や背ロースを切り出してしまった。しかも切り出した面に落ち葉などを付着させてしまった。

・運搬方法

車に運び込むまでが大変だった。肉をなるべく持ち帰りたいなら、大型のザックや背負子などの導入を考える必要があるかも。

・栄養不足

いつも通り昼頃に車に戻って昼食をとるつもりだったが、シカが獲れてしまい運搬終了の16:30頃まで550mlの水と小さな羊羹1つしか口にしていなかった。後半は栄養不足(特に水分不足)で「ハンガーノック」に近い状態になってしまった。

 

この4つでしょうか。

安全に下山するために、考え方や装備品を見直して来年の猟期に活かしたいと思います。

とりあえず、冷凍庫いっぱいのお肉をゲットすることが出来ました。

全部独りでやりきったぞ!

 

 

今回使って便利だったモノたち。

 

 

 

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