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吉池で有明海のエイリアン「ワラスボ」を手に入れたので刺身にして食べる

投稿日:2022年5月29日 更新日:

こんにちは「ぴよ」です。

 

 

たまには埼玉の田舎から都会の空気を嗅ぎに行こうと思い、電車(汽車ではない)に揺られ東京都心へ向かってみました。

もちろん「通行手形」は持っていますのでご心配なく。

上野で博物館を堪能したあとはアメヤ横丁、通称「アメ横」に向かいました。

 

食の聖地!?御徒町にいったら「吉池」に寄ろう!

 

上野から線路沿いに御徒町駅方面に歩いていくと年末のおせち準備の中継でお馴染みの「アメ横」エリアに入ります。

鮮魚、乾物、菓子などの店だけではなく、色々な食材を扱った飲食店もあってなかなか面白い場所。

しかも、アメ横センタービルの地下はアジアンテイストな店(精肉、鮮魚含む)が多数入っており、謎の食材にお目にかかれるというカオスなエリア。

見て回るだけでもテンションが上がりますが、鮮魚系を求めるならアメ横エリアで買う前に覗いてもらいたい場所があります。

そこがコチラ。

御徒町駅の目の前にある「吉池」さんです。

ビル内に店舗を展開している創業100年を超える老舗。

地下1階には酒類や雑貨、地下1階には野菜などの食品類、9階には食事ができる食堂もあります。

今回目指すのは1階にある鮮魚売り場。

ここでは新鮮な魚はもちろん、珍しい魚(食材)も手に入るのです。

見ているだけでも十分楽しい場所ですが、気になる商品があったらぜひ買っていきましょう。

家に帰った後に後悔する可能性大ですからね。

私は今回「ワラスボ」「カメノテ」「モウカの星」を買って帰りました。

知らない人が聞いたら「何それ?」って感じの食材ですね。

こういうのが手に入るから面白いのです。

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ワラスボってどんな魚?

 

スズキ目ハゼ科に属する、日本では有明海のみに生息している魚。

ハゼの仲間ではありますが、外見はハゼとは似ても似つかないグロテスクな姿をしています。

目はほぼ退化して点状のものが確認できる程度。

最大の特徴は突き出た下あごと鋭い牙でしょう。

見た目がエイリアンを彷彿とさせますね。

佐賀市の公式サイトでもALIEN OF ARIAKE「WRSB」として世間のイメージに乗っかりPRしています。

 

ワラスボに噛まれてみる

 

これからワラスボを捌いていくわけですが、その前に昔から一度やりたかったことがあるのです。

それは・・・

「ワラスボに噛まれる」こと。

あんな鋭い牙をしているんです。

指とか噛まれたらどうなっちゃうんだろうとずっと思ってました。

今回、長年の夢が叶うのです。

だって、今回買ってきたワラスボ生きてるんですから。

とりあえず1匹取り出して牙の感覚を味わいます。

うーん、見た目は鋭そうですが指に刺さるとかそんな感じではないですね。

想像していたより優しい感じ。

それでは手の皮膚が柔らかい場所をワラスボに噛ませてみましょう。

せーの・・・

カプッ。

うん・・・甘噛みですね。

もっとガブッ!ってのを期待していたので拍子抜けです。

が、願いが叶ったので良しとしましょう。

 

ワラスボの刺身を作る

 

ワラスボはニョロニョロ系なので、目打ち的なことをした方が捌きやすいです。

今回は100均のカッティングボードに魚を置いてピックをえらに刺し、出刃包丁を使って三枚におろしていきます。

小さくて可食部が少ないので、背骨側にに肉を残さないように頑張って捌きました。

ワラスボの場合、包丁で皮引きはする必要はありません。

おろした身と皮を爪を使いながら指で引っ張れば取ることが出来るのでとても簡単。

皮を取り除いた身を適当な大きさに切ったら皿に見栄え良く盛り付けていきます。

 

完成!

 

できあがりです。

とりあえず2匹捌いて刺身にしました。

姿造りを意識して捌いた後の本体も添えてみました。

なかなか上手く盛り付けられたのではないでしょうか。

何度見てもなかなかのビジュアルですね。

ワラスボからは何やら独特の匂いがします。

キュウリの匂いというかスイカの皮の部分の匂いというか・・・。

誤解を恐れずに言うのなら「青くさい」感じでしょうか。

ただし別に食欲を削ぐような匂いではなく、「ふーん、こんな匂いなんだぁ」って感じです。

鮎もスイカの匂いがするっていいますからね。

身の色も赤黒いというかなんというか、独特な色味です。

見た目、匂い、身の色合いと、いい意味でパンチが効いた魚ですね。

それではいただきます。

 

んー、なるほど・・・。

生きていたものを捌いたので身はぷりぷりですね。

三枚におろしただけで特に小骨などの処理などはしていませんが、食べる際に全く気になりません。

細すぎるのか軟骨なのかは分かりませんが、骨を全く感じることなく食べることが出来ました。

味に関しては、見た目からは想像できないくらい淡白。

白身魚の刺身を食べているイメージです。

まぁ、ワラスボはハゼの仲間なので白身魚のようでも納得なのですが。

見た目に反して美味しい魚でビックリ!

完食です。

ごちそうさまでした!

 

まだ2匹残っているのでとりあえず冷凍庫へ。

次はどんな食べ方をしようか悩みますね。

面白い魚に出会えました。

ありがとう吉池さん!

 

 

干したものも食べてみたい・・・。

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