こんにちは「ぴよ」です。
皆さんは捕まえたり釣ったりした生き物をどうしていますか?
その場でリリースするなら問題ありませんが、生かして持ち帰る際は最低限バケツ(バッカン)とエアーポンプが必要ですよね。
しかし、夏場は容器の水温が上がりやすく、エアーポンプを入れても死んでしまうことも。
だから保冷剤などを入れて水温を下げる必要もあります。
クーラーボックスならバケツやバッカンよりも保冷材の効果が長持ちして、水温の上昇を抑えることができます。
ということで、クーラーボックスにエアーポンプがつけられるように改造したいと思います。
活かしクーラーボックスをつくろう
釣具屋やホームセンターをまわり、必要なものを揃えていきます。
今回は以下の材料を使いました。
材料自体はそれほど多くないので安心ですね?
用意するもの
今回は小魚&テナガエビ用に使うことを想定しているので小型のクーラーボックスを探していたところ、釣具屋で7.5Lのお手頃サイズのものを見つけたので購入してきました。
クーラーボックスにエアーポンプ用の穴を取り付けるために、今回は「ブク栓」というアイテムを使用することにしましたが、これを取り付けるためには別に15㎜のドリルが必要なのです。
家の工具箱を探してもそんな大きさのドリルはありません。
100均へ行っても15㎜なんて大きさのドリルは置いているわけはなく、しかたなくホームセンターに行って買ってきました。
余計な出費ですね・・・。
ということで必要なものは
・クーラー(7.5L)
・ブク栓
・木工用ドリル(15㎜)
こんな感じです。
ドリル本体を持っていない方はそれも必要になります。
クーラーボックスに穴をあける
たぶんこの1回だけしか使わないであろう15㎜のドリルでクーラーボックスに穴をあけます。
しくじったら修正が効かないので少し緊張する・・・。
穴自体はとても簡単に開けることができます。さすがドリル。
穴が開いたら周りのバリをきれいに取っておきましょう。
ブク栓を取り付ける
「ブク栓」の製造メーカーさんには悪いですが、結構作りが雑ですね。
真ん中のまっすぐな線(構造上必要な部分)の周りにバリがついています。
しかもバリの方が出っぱっているのでこのままでは使えたもんじゃありません。
カッターなどで取り除くという無駄な1工程が増えます。
正直、値段の割にはお粗末な出来ですね・・・。
改善してください。
次も作成するときは、こちらのタイプも試してみたいものです。
空けた穴に付属しているゴムパッキンを挟んで装着。
1個装着では隙間があるけど、2個装着だときつくて入らなそうな感じ。
既製品の宿命、なかなか上手くいきませんね。
とりあえず今回は1個装着にしました。
反対側から。
ドリルで空けた穴にピッタリ収まるのはさすがですね。
こちらからも取り付けるパーツを押し込みます。
パチっとはまる感触がしたらエアーポンプのチューブを通す穴の完成です。
エアーポンプを取り付けるための金具も付属していましたが、今回は使用しません。
クーラーボックスの紐を通す部分にエアーポンプが上手く装着できたので、ここに掛けることにします。
クーラーボックスに必要以上の穴を空けたくないですからね。
完成!合計金額は!?
出来上がりました!
こんな感じでチューブが出てきます。
なかなか良い感じなのではないでしょうか。
このクーラーボックスを作るのにかかった金額は・・・!
クーラーボックス:1690円
ブク栓:660円
ドリル:698円
合計3048円でございます。
パッキン部分の補強にシーリングをするならプラス600円程という感じでしょうか。
もう少し金額を上げれば釣り具メーカの技術力によって、保冷能力がしっかりした造りのチューブ穴付きのクーラーボックスが買えますね。
(ただし、自分の欲しい大きさのものにチューブ穴がついているとはかぎりませんが)
対して、1000円程度で持ち手付きの発泡スチロールを買ってきてチューブ穴を空けてしまえば、同じ機能のものが安い製作費で作れてしまいます。
(ただし、プラスチック部分がないため、衝撃で破損する可能性あり)。
この自作の値段を高いとみるか、安いとみるかは人それぞれだと思いますが、自分の使用目的や使用頻度などから私は「納得できる金額」だと思いました。
この「ブクブク機能付きクーラーボックス」を連れて、いろんなところに遊びに行きたいですね。
今から楽しみです。
これがあればブク付きクーラーボックスが作れる!
釣り具メーカーのものは保冷力が違います。