自給自足生活に憧れるへっぽこサラリーマンです。 諸活動によりGETした獲物の画像を載せる場合もありますので記事によっては閲覧ご注意ください。

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2022年度

【散弾銃猟】 散弾でカモ撃ちをしたら気づきがあって面白かった

投稿日:

こんにちは「ぴよ」です。

 

 

私は空気銃と散弾銃をそれぞれ1丁ずつ所持していて、猟期に入ると空気銃は鳥猟、散弾銃は四つ足猟で使用しています。

好みはスコープなどを使って獲物を狙い撃つ、いわゆる「狙撃」スタイルです。

しかし、今期は少し気分を変えて散弾銃をメインにカモ猟をしてみた結果、空気銃とは違う面白さを感じることができたので、とても有意義な猟期になりました。

そのあたりのことを少しばかり書いてみようと思います。

 

カモが飛び立つときの行動パターン

 

私がまわる池では周囲に高めの樹木が生えていて、一方だけが開けているような場所が多いです。

図にするとこのような感じ。

ソロで猟をしているので、空気銃でも散弾銃でも基本的にはどれだけ気づかれず獲物に近づけるかが重要になりますが、カモも撃たれたくはないのでこちらの気配を察知すると飛び立って逃げてしまいます。

その時こちらのカモはこのようなルートを飛ぶことが多いです。

 

奥の木が低いとそのまま木の上を飛んで向こうへ抜けてしまいますが、奥の木がそれなりに高いと飛び立ったばかりのカモは木を超える高度まで上がれないらしく、旋回してこのような飛行経路を取りながら高度を上げて飛び去ろうとするみたいです。

私が見たところ、このような飛行パターンがするカモが多いように感じました。

 

散弾銃でカモを狙うメリット・面白さ

 

今期、散弾銃でカモを攻めてみて感じた空気銃との違い、メリット&面白いところをいくつかあげていこうと思います。

ちなみにここからは・・・

・空気銃から発射される1発弾を「ペレット」

・散弾銃から発射される散弾(粒がたくさん詰まってる弾)を「バラ弾」

と呼ぶことにします。

 

チャンスが複数回発生する

空気銃の場合。

こんな感じで獲物を狙います。

ペレットを獲物に向かって撃つので、外したらそれで終了。

たまに間抜けな獲物もいますが、だいたいは飛んで逃げられます。

しかも空気銃は動いている獲物を撃つのがとても苦手なので、動きが止まった一瞬を狙わなければなりません。

まさに一発勝負の世界。

 

それに対して散弾銃の場合。

ペレットと違い、バラ弾は動いている獲物を狙えるので、もし①で外した場合でも周辺の状況によっては②のように次のチャンスが訪れます。

これがメリットの一つ目でしょうか。

 

あたり判定が大きい

ここでは「獲物にダメージを与えられる範囲」をあたり判定と呼ぶことにします。

左が空気銃、右が散弾銃のイメージ。

空気銃の場合、5~6㎜程度のペレットで獲物の一点を狙いますが「あたり判定」がとても小さいので外したら逃げられます。

バラ弾の場合、薬莢に詰まっている弾自体はひとつ3㎜程度ですが「相当数」「散らばって」獲物に飛んでいくので「あたり判定」はかなり大きくなります。

これがメリットの二つ目。

 

獲物の狙い方が違う

獲物を狙って撃つのはペレットもバラ弾も変わりませんが、動いている(飛んでいる)獲物を撃つ場合はバラ弾とペレットの場合では狙い方が異なります。

バラ弾で空気銃と同じように獲物の一点を狙って撃っても、弾が到達するころには獲物はその場所から移動しているので当然あたりません。

したがって、獲物ではなく獲物が進む方向の前方を狙って撃つ必要があります。

ただ、ここがなかなか難しくて・・・。

獲物の速度や高度などによって、どれぐらい前を撃つかを考えなければなりません。

空気銃に比べてあたり判定が大きいとはいえ、思っているほど広範囲に散弾が散らばるわけでもないので読みが甘いと獲物にはあたらず前や後に弾が抜けていくことになります。

狙撃とは違った思考で撃たなければなりません。

しかし空気銃で狙うのとは別の面白さを感じました。

 

終わりに

 

獲物の一点を狙って撃つ狙撃スタイルが好きということは変わりませんが、今回の猟期でバラ弾を使った散弾銃でのカモ猟の面白さ&奥深さを感じることができました。

一つの視点を深く掘り下げることも大事ですが、他の側面からアプローチすることも新たな気づきにつながるので、自分の幅を広げるには必要なことかもしれませんね。

 

 

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