こんにちは「ぴよ」です。
昨年、大物猟のために単独で入っていた前半の山は標高が300~400mほどでしたが、後半は標高1000mを超えるエリアに活動場所を変えたため、装備が合わなくなって悩んでいるところで猟期が終了しました。
今期も昨年の後半と同じエリアで単独猟をおこない、前期の反省を生かして新たに選んだ装備がこんな感じでした。
今期装備したもの
チェストリグ
なぜチェストリグを導入したかというと、単純にハンター界隈で導入している人が多かったから。
使っている人が多いということは使い勝手が良いに違いないという思考です。
獲物を仕留めたら車まで戻って解体・運搬道具を持ってまた戻ればいいと思い、チェストリグにはナイフや水、行動食などの最低限のものを装備することにしました。
機動力に全振りした装備。
チェストリグ自体はとても便利で、運よく獲物(シカ)も仕留めることができましたが問題はその後。
今回シカを仕留めたところは尾根筋。
獲った場所から車まで解体道具を取りに戻り、再び山を登って解体をし、肉を土のうに入れて肩に担いで下山するという一応自分が想定していた手順を踏んでみましたが、実際にやってみると車までの距離や自分の筋力&体力面から何度も往復するのは現実的ではないと感じたので、獲ったその場で解体する方向に変えることにしました。
昨年はふもとの林道近くの斜面で獲れたので往復作業もこなせましたが、見通しが甘かったですね。
チェストリグ+ザック
ということで仕留めたらその場で解体するため、ザックに解体道具を入れて登ることに。
中に肉も入れて下りる想定なのでウエストベルトが付いているザックを用意しました。
チェストリグとの併用で行動時の荷物の重量は上がりますが、一回山に入ってみてから判断しようと思っていました。
が、入山してすぐに違和感。
チェストリグとザックのショルダーハーネスがお互いに干渉して肩回りがとても重たい。
必要以上に肩に食い込むので無駄な小休止を多くいれて行動するはめになりました。
ザックに肉を入れた重さからの肩の不調は想定していましたが、獲る前の行動時にこれだけ不快な状態になると使い物にならないと判断。
ということで、一回でこのスタイルはやめました。
ザック
今期導入したチェストリグをあっさりと諦め、大物猟の最終日はザックのみで山に入りました。
当然のことですがこれはものすごく快適で、肩の違和感もなく忍び猟に専念できます。
ミリタリー系より登山的な装備の方が自分には合うのかも。
しかし、銃を構える時にザックのショルダーハーネスの厚みが気になることと、このスタイルでまだ獲物を仕留めてはいないことが装備の決定打に欠けるところでしょうか。
今後の状況では装備がまた変わるかもしれません。
終わりに
ネットやSNSではハンター界隈では名の知れた方々がいて、様々な情報を発信してくれています。
大変参考になりますが、その方々の猟装が自分にとっての最適解かというと決してそうではありません。
参考にする方々と自分とでは猟をする地域も運動能力も使える予算もすべて違いますからね。
自分のスタイルに合った装備を見つけるのは本当に大変です。
今回もサバゲ用の安価なチェストリグではなく、しっかりとしたものを購入していたら感想が違っていたかもしれませんしね。
自分に合う装備やスタイルを探す楽しみはありますが「装備沼」にはまる可能性も。
お財布と相談しながら探し続けようと思います。