こんにちは「ぴよ」です。
前回「ごっこ汁」を作ったんですが、そのときメスのお腹から出てきた卵があまりに大量だったので少し取り分けておきました。
今回はその卵を使って「醤油漬け」を作ってみようと思います。
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ごっこの卵の醤油漬けを作る
用意したもの
・ホテイウオ(ごっこ)の卵
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・大葉:1枚
卵を洗う
メスのホテイウオから取り出した卵はネバネバ(粘液?)がついているので塩水で何度も洗います。
4~5回ほど繰り返し洗うとネバネバも取れてさらさらとした魚卵になるので、最後にくさみ対策に50℃くらいのお湯をかけたら終了。
熱湯消毒した容器に取り分けておきました。
つけ汁に入れる
鍋に酒とみりんを入れたら強火で沸かしてアルコールを飛ばします。
そこへ醤油を足した後に火を止めたら冷ましてつけ汁の完成。
簡単ですね。
卵を入れた容器に作ったつけ汁を入れて冷蔵庫でお好みの時間漬け込んでいきます。
私は一晩漬けてそのまま冷凍庫で凍らせて保存します。
出来上がり!
ごはんに大葉を1枚乗せて、卵を盛り付けていきます。
前に漬けたいくらと一緒に2色丼にしてみました。
どうでしょう、見た目は最高ですね。
それではいただきます!
・・・うん、なるほどー。
いくらは問題なく美味しいです。
毎年作ってるからね。
問題はごっこの卵。
最初はつけ汁の味と一緒にプチプチした食感が口にひろがりますが、その後に雑味というか渋みが襲ってきます。
しかも結構強めの渋み。
気のせいかと思って何回か口に入れますが、やはり渋い。
これは結構くせ者ですね。
ごっこ、ごっこ、いくら。
ごっこ、ごっこ、いくら、いくら。
と間にいくらを挟むことで口の中を中和しながら食べ進めていきますが、気がつくと椀の中に残っているのはごっこの卵のみ。
なんとかご飯と一緒にかき込んで完食。
ごちそうさまでした!
終わりに
魚卵だったら何でも醤油漬けにすりゃ美味いというわけにはいかないんですね。
鍋を作る際にはごっこの卵は重宝されているのに、醤油漬けにはされていない理由がわかった気がします。
食材はそれぞれにベストな調理法があるということを再確認できました。
しかし、もしかしたら卵の下処理に問題があったのかもしれないないし、つけ汁を工夫したら味が良くなるかもしれません。
またメスの卵が手に入ったときは色々と試してみたいと思います。
それではまた!
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