こんにちは「ぴよ」です。
皆さんは登山やハイキングでの食事に何を食べていますか。
私はよくラーメン(棒状ラーメン)を持っていきます。
麺(炭水化物)からは行動するためのエネルギーが、スープからは塩分や水分が補給できる最強の食事だと思います。
特に寒い時期は食べると体も温まるのでいいことづくし!
まぁ、ただのラーメン好きなんですが。
今回、そんな私がラーメン用のクッカーとしてEVERNEWのチタンマグ「MP500 FLAT」を購入しました。
結論としては大満足でしたのでまとめてみました。
今まで使っていたクッカー(コッヘル)
今まではプリムスのイージークックソロセットSを使っていました。
仕様は・・・
ポット:630㎖、内径9.5×8.7cm
ミニポット:395㎖、内径9.5×4.8cm
重量:201g
素材:ハードアノダイズド加工済みアルミ製
という感じ。
いや、ラーメンを作ることに関しては特に不満なところはないんです。
ただ、熱伝導の良いアルミ製なので、食べる際にクッカーのふちに口が触れると強烈な熱さのため、クッカーが冷えてからでないとスープを飲むのも一苦労という難点が・・・。
これはイージークックだからというわけではなく、アルミ製クッカー全体の宿命みたいなものでしょう。
EVERNEWのチタンマグ「MP500 FLAT」
今回購入したエバニューの「チタンマグ」です。
厳密に言うとクッカーではなくマグカップとなります。
仕様は・・・
カップ:径97×深さ87mm
容量:550ml
重量:79g(シリコンチューブ含む)
素材:純チタン
という感じ。
容量はイージークックより少しばかり少ないですが、軽さは圧倒的です。
122gもの差があります。
しかし、限界登山をしているわけではないので個人的に軽さを求めてはいません。
むしろトレーニングを兼ねた低山ハイクでは重さはご褒美ですから。
私がチタンに求めているのは熱伝導率の低さによる「ラーメンスープの飲みやすさ」です。
このチタンマグの特徴はMP500 FLATの名称が表す通り底面がフラットなところ。
前製品である「Ti Mug pot 500」は底に段差があるので、より安定性が増したことになります。
↑ここ重要!
また、Ti Mug pot 500は持ち手部分にチューブがついていませんが、このMP500 FLATはチューブが装備されているので、持ったときに熱さを感じにくくなっています。
↑ここ重要!
エバニューといえばシリコンチューブは赤のイメージでしたが、こちらは黒(ダークグレー?)で落ち着いた印象を与えてくれます。
ふたのメーカーロゴも主張しすぎず謙虚な感じで◎です。
ラーメンを作ってみる
それでは私の大好きな「熊本もっこすラーメン」を作ってみましょう。
ちなみに袋の裏面に書いてある調理方法には
①500mlのお湯で約2分半茹でる。
②火を止めてスープを加える。
③お好みのトッピングを加える。
となっていますが・・・。
山で食べる際には、沸かすお湯は350mlほどで十分だと思います。
完成後の味を濃いと感じたことが無く、むしろちょうど良いと思っているので私はいつもそれくらいの水量で作っています。
茹で時間も2分半と書いてありますが1分~1分半ほどで火を止めてしまいます。
スープを混ぜたりトッピングを加えたりしている段階で余熱で自分好みの麺の硬さになります。
あ、チャーシュー&メンマを忘れた・・・。
煮卵、きくらげ、きざみネギを加えて完成です。
それでは食べてみましょうか。
おぉ、持ち手のシリコンチューブのおかげで熱さをほとんど感じず、安心して持つことができます。
やはりこの部分にはシリコンチューブがあった方がいいですね。
持ち手のつかみ具合に関しては、イージークックの場合は「手で握る」感じでつかめるので非常に持ちやすいですが、こちらはマグカップなので「指で支える」持ち方になり、カップの中身が重くなるとその分指の一点に重さがかかる感じがします。
それが少し気になるところ。
さて今回の目的、出来立てラーメンのスープが飲めるか確かめてみましょうか。
いただきます!
・・・飲める!
さすがにふちの部分も最初はチタンといえど熱は回っていますがアルミほど熱くはなく、麺を2~3回すすってからカップに口をつけるとスープを飲むことができます。
アルミ製の場合は麺を食べきってからようやくふちに口をつけてスープをすすれるという感じだったので、チタンは麺とスープを交互に口にできる幸福感を味わうことができます。
EVERNEWのチタンマグ「MP500 FLAT」。ラーメン用のクッカーとして十分機能を果たしてくれることがわかりました!
ごちそうさまでした!
終わりに
さすがチタン!
口の熱さをそれほど感じることなくラーメンを美味しく食べることができました。
カップには注ぎ口もついているしふたも付属しているので、様々な用途に使えそうですね。
イージークックソロセットSも使えるクッカーなので、状況によって使い分けていきたいと思います。
ただ、低山ソロハイクのラーメンに関してはMP500 FLAT一択になりそうです。