こんにちは「ぴよ」です。
みなさんキノコは好きですか?
体に良い効果がたくさんあるキノコですが、天然のキノコっていつ採れるのでしょうか?
秋がキノコ狩りのメインだと思いますが、実は春にも採れるキノコがあるんです。
その中の一つが「アミガサタケ」。
桜前線の北上とともに、日本のアミガサタケハンター達も本格始動するのです。
アミガサタケとは
チャワンタケ目アミガサタケ科に分類されるキノコ。
見る人によってはグロテスクに感じる容姿をしています。
イチョウやサクラの木の下によく発生するとされていますが、まったく関係ない木の下から出てきたり、コンクリートの隙間だったり、石と石の隙間から生えてきたりと割と自由なやつ。
庭に生えたという話も聞くので、たぶんアミガサタケ的に環境が良ければどこにでも生えるキノコなのでしょう。
日本ではあまり馴染みがないキノコですが、欧米ではモリーユ(フランス)、モレル(アメリカ)などと呼ばれ、料理に使われる高級食材。
トガリアミガサタケ、チャアミガサタケ、ヒロメノトガリアミガサタケなどいくつかの種があるようですが、食材的には色合いから「ブラックモレル(黒系)」・「イエローモレル(黄系)」と分けられるようです。
高級食材と書きましたが、グロテスクな見た目通り「有毒」なので生食では中毒を起こす可能性があります。
食べる際にはしっかりと「毒抜き」を行いましょう。
アミガサタケを探す
実は数年前から探しているのですが、このキノコなかなか見つからないんですよ。
イチョウやサクラの木の下に生えていることが多いという情報を頼りに探していましたが、一度も遭遇したことはありませんでした。
野草と違ってキノコ探しは難しい・・・。
とはいえ、雰囲気的に良さそうな場所を見つけ、定期的に巡回していました。
今年もそのうちの一つを探索していたら・・・。
ん?あれは・・・
いたーー!
ついに見つけましたよ。
こいつを探して早〇年、そろそろ心が折れかけていましたが、キノコの神は私を見捨てていなかった!
周りをよく見てみると
ここにも!
アミガサ三兄弟!
うほっ!
あちこちに生えています。
老菌だったので採らずに放置しましたが、こぶし二つ分はある番長サイズも発見して大満足。
昨年もこの場所は見ていたんですが、その時は見つかりませんでした。
見まわる時期が悪かったのか、それとも生えてはいたけど見つけられていなかったのか。
とにかく確実に発生するポイントを一つ獲得しました。
来年以降も採取できるようにこの場所は大事にしていきたいですね。
食べる分だけ採取してきたのでパスタに入れてみようと思います。
キノコを食べる際はきちんと調べてからにしましょう。