こんにちは「ぴよ」です。
自転車でサイクリングをしていたところ、道路の一部がところどころ紫色に変色している場所を見つけました。
どうやら街路樹として植えられている木から実が落ち、それがつぶれて道路が変色しているようです。
自転車を停めてつぶれていない実を拾って確認すると・・・ヤマモモじゃん!
木にもたくさん実がなっているようですね。
いい場所を見つけちゃいました。
果実を集めて家に持ち帰ることにしましょう。
ヤマモモとは
ブナ目ヤマモモ科に属する常緑樹。
公園や街路樹などに植えられていることも多く、人間に身近な樹木の一つです。
初夏(6月ごろ)になると実をつけ始め、熟していくにしたがって黄色から赤、赤紫へと色が濃くなっていきます。
雌雄異株なのですべての木に実がなるわけではありません。
果実は生食できるだけでなく、ジャムや果実酒などの加工品にも利用されています。
ちなみに「モモ」と名前がついていますが、一般的に知られる「桃」はバラ目バラ科の植物なので品種的には全く関係ありませんのでご注意を。
生で食べてみる
それでは採れたてのものを1つ口に入れてみましょう。
ほのかな酸味と甘さが口に広がります。
どこかで味わったことのある味なんですが、それが何なのか思い出せない・・・。
なんだったかなー?
近くにいた妻にも食べてもらい意見を求めます。
妻「んー、なんかブドウの皮の部分の味がするー。」
それだ~!!
ブドウなんてもう何年も食べてないから忘れてたわ。
よく気がついたな・・・。
ヤマモモを食べたことがない人は目を閉じて「デラウェアの皮」を食べてみましょう。
其れ、即ちヤマモモ。
ヤマモモ酒を作る
ブドウの皮の味がするなら、酒にしたら簡易的なワインのようなものができるのでしょうか。
気になりますね。
ということで、ヤマモモの果実酒を作ってみようと思います。
準備するもの
・密閉容器(1L)
・ヤマモモ(350g)
・氷砂糖(200g)
・ホワイトリカー(600ml)
・食塩(適量)
ヤマモモを洗う
水で表面の汚れを取り除きます。
実は結構しっかりしているので、そこまでつぶれる心配をする必要はありませんが、雑には扱わないようにしましょう。
熟れているほど表面がべたついて汚れが付着していますので念入りに洗います。
今回は洗い終わった果実を30分ほど食塩水に漬けておきました。
古い果実の中に虫が侵入している場合があり、それを追い出す効果があるようです。
今回は新鮮なものなので大丈夫とは思いますが、念のため塩水処理しておきます。
終わったらキッチンペーパーなどで、余分な水分をふき取りましょう。
瓶に詰める
熱湯消毒した保存用のビンにヤマモモと氷砂糖を入れていきます。
果実酒の作り方を見ると果実と砂糖を交互に入れていますが、私は面倒なので先に果実、その上に砂糖を入れます。
どうせ砂糖は溶けて後で混ざりますからね。
最後にホワイトリカーを瓶に流し込んだら完成。
とても簡単ですね!
蓋が閉まっているか確認して、じっくり熟成させていきましょう。
最後に
果実酒は作る手間がそんなにかかりませんし、密封容器と砂糖とホワイトリカーさえあれば好きな果実を漬けることができます。
色々と試してみると楽しいかもしれませんね。
今回漬けたものは3か月から半年ぐらい漬け込んだら試しに飲んでみることにしましょう。
1Lぐらいの容器を複数用意して色々な果実酒を漬けたい