こんにちは「ぴよ」です。
年末のお話。
年の瀬って仕事面だけでなく家の大掃除やおせちの準備など色々やることが多いですよね。
そして、一年を締めくくる食べ物「年越しそば」。
お手軽にお湯を注いでインスタントのそばをズルズルとすするのも良いですが、私もハンターの端くれなので、やはり「鴨南蛮そば」を作るべきなのではないかと思ってしまうわけです。
幸い、この時のためにカモはGET済み。
ということで、天然カモを使った鴨南蛮そば、作ります!
鴨南蛮そばを作ろう
用意するもの
1人前だとこんな感じでしょうか。
・カモ肉(胸肉)
・長ネギ(1本)
・そば(生そば)
・めんつゆ100ml
・水:350ml
・砂糖(さとうきびのヤツ):小さじ1
・ごま油:少々
・みつば(庭に生えているやつ):少々
人数に応じて分量を増やしましょう。
ネギを焼く
フライパンにごま油をひと回し。
コンロを点火してフライパンに熱が通ったら、ネギを入れて焼き色をつけていきます。
程よくこげ目がついたら反対側も同じように。
適当なところでフライパンから取り出しましょう。
最終的にはつゆと一緒に熱するので、芯まで火が通ってなくても大丈夫です。
カモを焼く
ネギを焼いたフライパンにカモ肉を入れる。
残った油で&皮から出る脂で焼くのでごま油を足す必要はありません。
皮の側から焼いていきましょう。
強火だとすぐに焦げるので、弱火~中火あたりで片面2分ほど焼きましょう。
裏面も同様に焼いていきます。
両面ほんのりと焼き色がつくまで焼いたら、アルミホイルに包んで20分ほど中に熱を通します。
20分後・・・。
ほんのり焼くとかいいながら、少し火を通しすぎてしまいましたね。
気になる部分は包丁で削ぎ落すのでまぁ、良しとしましょう。
後は適当な大きさにスライスして完了です。
最終的にはつゆと一緒に熱するので、芯まで火が通ってなくても大丈夫。
そば出汁を作る
市販のめんつゆと水を鍋に入れて好みの濃さに調整。
甘めの汁の方が鴨と合うと個人的に思っているので、さとうきびから作られた砂糖を入れます。
別になくてもOKです。
つゆを沸騰させない程度に熱したら、鴨肉とねぎを投入。
弱火にして数分ネギと肉に火を通します。
鴨肉が硬くならないよう注意しましょう。
麺を茹でる
ここから少々いそがしいかもしれません。
そば出汁の工程と並行してそばを茹でていきます。
今回は深めの大きいフライパンを使用。
フライパンに水を多めに入れ沸騰させます。
そばを入れて袋に書いてある時間茹でたら、ザルにそばを出して一旦冷水で締めます。
この工程を加えることでそばのぬめりをとってコシを出すので、もりそばにする時だけでなくかけそばにする場合でも行うとよいでしょう。
かけそばの場合は再度熱湯に入れて10秒ほど温めます。
ここで同時進行のそば出汁が完了したらジャストタイミング。
温めたそばを椀に入れたら、同時作業で完成したそば出汁を椀に注ぎます。
そこにカモ肉、ネギ、三つ葉を添えたら完成です。
出来上がり!
どうでしょう。
見た目はなかなかじゃないですか?
庭で栽培しているみつばが良いアクセントになっています。
それではいただきます!
・・・うん!
いつも食べてる乾麺と違って生そばはやっぱり美味しい。
甘めに仕上げたつゆも良い感じですね。
鴨は天然ものだけあって脂っこい養殖とは違いさっぱりとした野性味を感じる味。
でもスーパーで売っている鴨肉の方が万人受けすることは確かなので正直好みは分かれそうな気がします。
まぁ、私は好きですが。
焼き色をつけたネギも甘みが出ていて美味しい。
ちょっと七味をかけて食べれば完璧ですよ。
あっという間に完食。
ごちそうさまでした!!
終わりに
今回はかけそばで食べましたが、夏場に冷たく締めた麺を鴨汁につけて食べるのも美味しいと思います。
天然の肉(ジビエ)は個体の生息環境や処理の仕方でかなり肉の味が変わりますし、今回のように焼いてからつゆで熱する以外にも、焼かずにつゆで熱したり、低温調理で肉に熱を加えたりと調理の仕方を工夫することでも味が変わります。
色々な調理方法を試して自分に合った食べ方を探すのも楽しみの一つですよね。
それではまた!
次は低温調理に挑戦したいですね。