こんにちは「ぴよ」です。
みなさんは山菜の「ワラビ」好きですか?
山菜の水煮に入っているヤツやワラビの醤油漬けなどを食べたことはありますが、確かに美味しい。
でも「まぁ、こんなもんだよねー」という気持ちでもありました。
だから、生ワラビを譲ってもらえる話があったときも丁重にお断りしていました。
しかも生のワラビはアクが強く重曹や灰などを使ってアク抜きをする必要があるため正直面倒くさそうでしたから。
今回、自分でワラビを発見してしまったのです。
珍しい山菜かと思っていましたが、ワラビを一回見つけると目が慣れるらしく、実は家の周辺でも生えていることが判明。
自分で見つけてしまったならば一回くらいは食べてみようと思い、食べられそうなぶんだけ採取してきました。
ワラビを食べる
用意するもの
・ワラビ:(今回は10本程度)
・水:ワラビが全部浸る量
・重曹:小さじ1杯
・味ぽん:適量
・かつおぶし:適量
下処理をする
こちらが採ってきたワラビ。
伸びすぎている感じのものもありますが、個人消費なのでまぁOKでしょう。
今回はこの重曹ちゃんを使います。
鍋で沸騰させたお湯の中に重曹を入れて混ぜた液の中にワラビを投入。
沸騰した段階で火は消しておきましょう。
あとは落とし蓋をしてそのまま一晩放置します。
一夜明けて落とし蓋を取ると、水が濃い緑茶のような謎の色に変化しています。
緑色の液を捨てたら今度は真水に浸けて30分ほど放置。
これを2回ほど繰り返したら最後に流水でしっかりと洗います。
おそらくこれでアクは抜けたでしょう。
ワラビの先端(葉の部分)をかじってみましたが、モサモサして美味しくなかったので全部取り去りました。
水気をしっかり取って適当な大きさに切ったらお皿に盛り付けます。
出来あがり!
少しばかり鰹節をのせて味ぽんをたらしてみました。
いい年こいて人生初の自家処理ワラビです。
それではいただきます。
・・・うわ、なにこれ!
めっちゃ美味いじゃん!
表面はシャキシャキとしてますが、中はヌルヌルというかネバネバというか不思議な食感。
アクからくる苦みや渋みといった感覚は一切ありません。
アク抜きも成功ですね。
これはスーパーとかで売ってるワラビの漬物とはまったくの別物の味。
なぜ今までくれるという話を断っていたのか?
なぜ今まで自分で採らなかったのか?
過去の自分を全力で殴りつけてやりたい。
それぐらいの衝撃的な美味しさ。
今回採ってきた分をあっという間に完食してしまいました。
ごちそうさまでした!
終わりに
すみません、ワラビのことを舐めてました。
自分が想像していた美味さのレベルを軽々と越えてくるような食材だとは!
加工品と自分で処理したものとでは味が別物というぐらいに変わることがある、ということを知る良いきっかけになりました。
食わず嫌いとは違いますが、食べる前から食材の味を決めつけるのは良くないですね。
精進します。