こんにちは「ぴよ」です。
淡水魚って食べたことありますか?
食べられる魚というと海の魚を真っ先に思い浮かべる人が大半だと思います。
スーパーの鮮魚コーナーでも淡水魚はなかなか売っていませんからね。
よく見かけるのは鮎やニジマスあたりでしょうか?
それ以外にも美味しい淡水魚はいっぱいいるんですよ。
そんなわけで今回は食べるために「ブルーギル」という美味しそうな魚を釣ってみようと思います。
ブルーギルとは
「ブルーギル」
釣りが趣味でなければ聞きなれない名前かもしれません。
スズキ目サンフィッシュ科に属する淡水魚で、同じサンフィッシュ科であるブラックバスとお仲間的な位置づけです。
1960年代に日本に入ってきたのち、水産試験場から逃げたり人為的に放流されたりしたことで全国に生息範囲を広げることになりました。
雑食性でかなり汚い水質でも生きられるので、繁殖力はかなり高いです。
現在では特定外来生物に指定されているので、生きたままの運搬等は禁止されています。
また、自治体によってはリリース禁止(釣った後に水に戻すことを禁止)になっている場合もあるので確認が必要です。
ブルーギルを釣ってみる
何でも口にする雑食性なので、ルアー釣りでもエサ釣りでも釣れますが、今回はエサ釣りでブルーギルを狙ってみたいと思います。
竿
今回は3.6mの延べ竿を用意しました。
特に長さに意味があるわけでなく、以前から家にあったものを使用しているだけです。
家に無いなら釣具屋やホームセンターなどで安く売られている竿でも全然問題ありません。
仕掛け
以前から釣りが趣味で仕掛けを作る小物がそろっているなら作った方が安上がりだと思いますが、ちょっと釣りをしたいという初めての方は既製品の小物釣り用の仕掛けを使用した方がお得です。
エサ
釣具屋に行くと赤虫やサシ(ウジ虫)、ミミズなどの動物系から植物系の練りエサまで様々なエサが売っていますが、ブルーギルは雑食性なので何にでも食いつきます。
極端な例では針だけでも食いつくことがあるほど。
だからブルーギル釣りのためにわざわざ高いエサを買う必要はないと思います。
冷蔵庫の中にあるかにかまやウインナーなどをひとつ持っていけばそれだけで釣りは十分できます。
今回は「ウイニ―」という小さい皮なしウインナーを一本だけ持っていきました。
釣り場へ行く
ブルーギルは環境への適応力が半端ない魚です。
このように茶色く濁った水質の池にも普通に生息しています。
釣りを楽しむだけならこのような場所でも問題ありませんが、食べることも想定しているならなるべくきれいな場所で魚を釣りたいですね。
このようなある程度の透明度がある池だと釣れた魚も食べようという気になります。
玉ウキ仕掛けに小さくちぎり取ったウイニ―をつけて釣り開始。
池に仕掛けを投げ入れるとブルーギルがわらわらと集まってきます。
ウキに反応があったので合わせを入れると竿が緩やかにしなり、10㎝ほどの大きさのブルーギルが手の中に。
めっちゃ簡単に釣れた!
小型のものは群れで行動しているようで、同サイズのものが次々に反応してきます。
大型のものは群れから少し離れた茂みの陰などの隠れやすい場所に潜んでいることが多いようです。
水草のきわに仕掛けを投げ込むと陰から大きなシルエットが出てきてエサを確認しますが、チビギルとは違ってなかなか口を使ってくれません。
粘って狙い続けていたらウキに反応が!
ようやく釣れました。
今までよりも一回り大きい15㎝サイズ。
このあと似たような場所で同じく15㎝サイズを釣りあげました。
一時間弱でこんな感じです。
15㎝ぐらいのが2匹、10㎝程度のものが多数。
まだまだ釣れそうですが埼玉県は釣ったブルーギルのリリースは禁止なので、食べられる分だけにしておきます。
特定外来生物は生きたままの運搬は禁止なので、エラをハサミでカットして締めてから持ち帰りました。
血抜きも出来て一石二鳥ですね。
終わりに
短時間で数釣りができるブルーギル。
良い遊び相手になってくれます。
群れで行動してるのでスレない限りは何度もアタリがくるのでとても楽しいです。
近くにブルーギルが住んでいる池がある場合は狙ってみてはどうでしょう。
ただし、何度も言いますが特定外来生物なので取り扱いには注意が必要です。
特定外来生物法に違反すると個人であっても結構重い罰則があります。
ルールをしっかりと守って楽しみましょう。
食べるなら血抜きをしてから持ち帰りましょう