こんにちは「ぴよ」です。
いきなりですが、目の前に全裸のマガモがおります。
twitterで良くしていただいている方と共猟して、そのとき獲れたものを分けてもらったのです。
ありがとうございますッ!
玄関で羽をある程度毟ったあと、バーナーで細かな羽毛を燃やしましたが、皮も破けてしまったし羽の焦げたものが残っていて、何となく残念な見た目になりました・・・。
しかし、せっかくのマガモですから美味しくいただきましょう。
マガモといったらやっぱりアレですよね!!
鴨鍋を食べよう
カモの解体
まずはカモの解体から。
よく研いだ刃物を用意しましょう。
「よく研いだ刃物は切れすぎて怖い」という話も聞きますが、むしろ切れない刃物は無理な力を入れてしまうことでケガをしやすいので注意。
胸肉とモモ肉を切り分けます。
ここまでくると、よくスーパーで売っている肉に近づいてきました。
足がビジュアル的に邪魔な気もしますが、ジビエ的には良いアクセントです。多分・・・。
カモガラからだしを取る
残った部分、いわゆるガラ(今回はカモガラ)の部分を圧力鍋に投入。
長ネギの葉の部分も入れて、最初は蓋をしないで煮ていきます。
こんな感じでアクが出てくるので、おたまなどですくいましょう。
その後蓋をして加圧。
40分ほど煮てやりました。
圧力が抜けたらザルにキッチンペーパーを敷いて煮汁を流し込みます。
不純物を取り除きましょう。
少しアクが入ってしまいましたが、黄金色のきれいなだしが取れました。
鴨鍋を作る
今回はこちらの食材を使います。
カモ肉(胸肉×1枚、モモ肉×1枚)
長ネギ(1本)
セリ(1束)
カモだし(ガラからとったもの)
麵つゆ(昆布だし入り)
まずはカモの肉を切っていきます。
上から順にモモ肉、胸肉、ササミ。
肉を半冷凍にしておくと切りやすいと思います。
長ネギは適当な大きさにカット。
セリも食べやすそうな大きさに切りましょう。
カモのだし汁に少しずつ麺つゆを入れて好みの味付けにします。
だし汁に鴨肉、セリ、長ネギを入れたら準備完了!
あとは煮るだけです。
いざ実食
それではいただきます!
まずはカモの肉から・・・。
うん、美味しい!
美味しいんですが、少しレバーっぽい風味がします。
ヒヨドリとかキジバトもこんな感じの味がするので慣れちゃいましたが、野鳥肉の特徴なのかそれとも処理の仕方ががまずかったのか。
とにかくマガモは大型の鳥なので肉も食べ応えバッチリです。
「カモネギ」とはよく言ったもので、長ネギの甘さとの相性がとてもいい感じ。
さわやかな風味で口の中をリセットしてくれるセリを入れたのも正解ですね。
ぺろっと完食です。
ごちそうさまでした!
来年はカモが獲れた時に上手く処理できるよう、ダックワックスを導入しようかなぁ。
ジビエは処理の仕方が素材の味を左右しますよね。