こんにちは「ぴよ」です。
庭の野菜を育てているエリアは手入れをしないと一年を通して雑草が生えてきます。
じつはその中には食べられる草もあって、しかもかなり美味しかったりするので結構あなどれません。
3月のある日。
食べられることは知りつつもまだ口にしたことのない「こいつ」が今年も生えています。
タネツケバナです。
寒い時期の葉はロゼット状ですが、暖かくなると急激にモサモサと成長してきます。
野菜を育てる場所に生えているなら、これはほぼ野菜ですね。
ということで、今回はこれを食べてみましょう。
タネツケバナとは
アブラナ科タネツケバナ属に分類される植物で水田などの水辺近くに生えることが多い種。
同じアブラナ科であるオランダガラシ(クレソン)と似たような場所に生えることが多く、特にオオバタネツケバナという種はクレソンと間違えやすいようです。
また、ミチタネツケバナという種は名前のとおり道端などの乾燥した場所でも育つことができる植物。
今回のものは庭に生えていたことや葉などの特徴からミチタネツケバナだと思います。
このようにタネツケバナにも色々な種があるようなので、ここでは呼び名を「タネツケバナ」で統一します。
タネツケバナを食べる
用意したもの
・タネツケバナ(食べられる分)
・水(適量)
・塩(2つまみ)
・シーチキン(1缶)
・マヨネーズ(適量)
・七味唐辛子(適量)
タネツケバナを洗う
まずはタネツケバナを洗います。
根についた土や葉の汚れをしっかり洗い流しましょう。
そのあと根や花茎、枯れた葉などの食べない部分を取り除いて再度水ですすぎます。
口に入れても問題ないと思えるまで念入りに。
タネツケバナを茹でる
沸騰した鍋に塩を二つまみほど入れてタネツケバナを投入。
弱火で1分半ほど茹でたら取り出して流水で冷やします。
水気をしぼったら適当な大きさに切り分けます。
少し口に入れてみるとカイワレダイコンのような辛味・苦味を感じます。
うへぇ、苦手な味だ・・・。
今回はシーチキンと一緒に食べてみましょう。
シーチキン和えの完成!
どうです?
これをまぜまぜしたらシーチキン和えの完成です。
それでは、いただきます。
・・・うん。
なかなかイケる。
タネツケバナのピリリとした辛さがツナマヨのオイリーな感じを抑えてくれて箸が進みます。
タネツケバナ、良い仕事してますよ!
酒のつまみにものすごく合います。
完食!ごちそうさまでした。
終わりに
タネツケバナを主役として食べるよりも、つけあわせのような引き立て役として扱うと活きる食材かもしれませんね。
カイワレの辛味が好きな人は好みの味だと思います。
また機会があれば他の調理にも使ってみようかな。
それではまた!