こんにちは「ぴよ」です。
世間はコロナ禍で大変ですが、いかがお過ごしでしょうか。
家にいると何もすることがないので包丁を使いたくなってしまいます…。
というわけでホッキ貝を手に入れてきました。
今まで貝をさばいたことがないので、これを期に挑戦してみようと思います。
失敗したらご愛嬌。
何事もやってみないと始まりませんからね。
ということでYouTubeを見てイメージトレーニング完了!
これではコチラをさばいていく!?
殻から身を取り出して下処理をする
まずは殻から身を取り出していきましょう。
本来は貝むきを使ってやるのでしょうが、残念ながらわが家にはそんなものはありません。
今回はテーブルナイフで代用。
貝柱が二ヶ所あるので、それをナイフで貝から外せば簡単に取り出せます。
こんな感じ。プリプリですね。
取り外した貝殻は盛り付けに使うなら煮沸しておきましょう。
塩を入れてもみ洗いします。
ここで表面のぬめりや目立った汚れを落としておきましょう。
軽くキッチンペーパーで拭いたのがこちら。
上が貝ひもと貝柱、下が身の部分です。
身の部分に包丁を入れて中の内臓を取り出します。
茶色い部分が内臓。
そして端っこにあるコレ。
寄生虫と間違える人がいるみたいですが、桿晶体(かんしょうたい)という器官なので安心してください。
内臓と一緒に捨ててしまいましょう。
これで下処理の完了。
ホッキ貝の三種盛
下処理が終わったものに再度塩を振りかけてもみ洗いします。
一つぶんの貝の身と貝ひもを取り出し、身や貝ひもに残っている薄い膜などを取り除いたら、キッチンペーパーで水気を取ります。
そして食べやすい大きさに切り分けて貝殻に盛り付けたら一品目、「生のお造り」の完成。
もう一つは熱湯に数秒入れた後に取り出して氷水で冷やします。
きれいな桃色になりました。
こちらも薄膜を取り除きキッチンペーパーで拭いたら食べやすいサイズに切って二品目の「湯引き」完成。
最後はバター焼き。
コンロに餅用の網を装着、バターを乗せた貝を殻ごと焼いていきます。
バターが溶けていい感じになったら醤油を少し垂らして完成です。
出来上がり!
さぁ、できました。
初めてにしてはなかなか上手くできたのではないでしょうか?
左から順に、生、湯引き、バター焼きです。
近くの山から採取してきた木の芽(アケビの新芽)も盛り付けてみました。
それでは実食…!
一品目の生は文字通り「生」の味。
素材本来の食感やうまみが楽しめます。美味しいです。
ただ、生だからなのか処理が甘かったのか…。
食べた後、口の中に若干の「生臭さ」が残りました。
そこが残念…。
二品目「湯引き」。
これは美味い!
素材の食感は残ったまま貝の甘みが増している感じがします。
生臭さも全くありません。
生か湯引きで選ぶなら次回から湯引き一択。
それぐらい美味い。
最後の「バター焼き」。
これは、バターを入れたらこうなるよね!っていう美味さ。
バターの旨みと貝の甘みが絶妙。
醤油も味を引き立てています。
初めての素材でしたが上手く調理できたと思います。
たいへん美味でした。
また新しい食材に挑戦してみようと思います!
貝をさばくならやっぱり貝印の「関孫六」!(ぴよも使っています)