こんにちは「ぴよ」です。
今年も猟期がスタートしましたが、冷凍室の中には昨年獲ったシカのお肉がまだ残っています。
もったいないと思ってチマチマと食べていましたが、冷凍室のスペースを空けないと新しいお肉を獲りにいけない!
今まで鹿肉カレーや鹿肉ハンバーグを作ってきましたが、今回はまだ挑戦したことのない「鹿カツ」を作ろうと思います。
赤身が多い鹿肉なので油を加えると美味しさが増すと思うんですよね。
それではレッツクッキング!
関連記事
鹿カツを作る
用意するもの
今回用意したものはコチラ。
・鹿肉
・小麦粉
・卵
・パン粉
・サラダ油
カツって思ったより簡単にできますね。
下処理
まずは肉の表面を包丁を使ってトリミング(肉の表面を削ぎ落とす)します。
半解凍の状態でするとやりやすいですね。
購入したものではなく自分が山中で解体した肉なので、衛生面を考えてしっかりとトリミングします。
今回は新たに導入した骨スキ包丁を使いました。
筋を取り除く
次に、包丁を使って肉についている筋膜を取り除きます。
かなり厚手なので包丁の先端を使って丁寧に取り除いていきます。
最終的にこんな感じになりました。
下は一口サイズに、上は少し大きめにカットしてみました。
揚げる
まずは肉に小麦粉をまぶします。
ビニール袋の中に小麦粉を入れてその中で肉にまぶせば、小麦粉が飛び散ることもなく無駄にもならないのでオススメ。
小麦粉を付けた肉を溶いた卵にくぐらせたら、パン粉をまぶします。
パン粉もビニール袋の中でやるとあとの掃除が簡単です。
パン粉がついたものから油に入れていきます。
今回は深めのフライパンを使用して揚げました。
揚がった肉を油から出して少し休ませたら、もう一度油に投入。
いわゆる「二度揚げ」です。
焦げないように注意して揚げましょう。
完成!!
できました!
半分に切って中の火の通り加減を確認。
良い感じですね。
初めての鹿カツですが美味しそうに出来ました。
今回はタルタルソースで食べてみます。
それでは、いただきまーす・・・。
お!肉が柔らかい!
もっと硬めの肉感を想像していましたが、良い意味で裏切られました。
臭みなども無くとても美味しいです。
一口サイズにしたのも食べやすくてGOOD。
あー、コレ好きなヤツだわ。
あっという間に完食です。
ごちそうさまでした!
終わりに
揚げ物って肉に下味をつけたり、衣の方にスパイスを混ぜたりと、こだわり始めるとなかなか手間がかかって面倒臭くなりがちですが、カツは手順が簡単でしかも美味しくて最高。
鹿肉料理のレパートリーが増えてきたので、冷凍室内の鹿肉処理速度も今後上がっていくでしょう。
今後は他の鹿肉料理にも挑戦したいですね。
ではまた。
エゾシカの肉は本州のシカと味が違うんでしょうかね。