自給自足生活に憧れるへっぽこサラリーマンです。 諸活動によりGETした獲物の画像を載せる場合もありますので記事によっては閲覧ご注意ください。

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山菜・野草

キノコの女王キヌガサタケはくさいがスープにして食べると美味い

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こんにちは「ぴよ」です。

 

 

(おどろおどろしいBGMを脳内再生しつつ読んで下さい…)

梅雨のある日のことなんですがね、気の迷いなのか何かに導かれたのかはわかりませんが、いつもとは違う道を走っていたんですよ。

左曲がりの下り道をぼんやりと走っていると、右手斜面から妙な視線を感じるんです…。

おかしいなー、おかしいなー。

目線をそちらに移すと、斜面の草の間からレースをまとった白い物体が見えたんです。

むこうと目が合った瞬間…。

はっ!余りの衝撃に身体が固まってしまったんですよ。

だってあれは、あれは…。

キヌガサタケじゃん!

 

キヌガサタケとは

 

スッポンタケ目スッポンタケ科に属するキノコの一種。

シイタケのように木に発生するのではなく、卵状の幼菌が地面から発生するタイプのキノコ。

竹林で多く見られるみたいですが、条件が合えばそこ以外でも育つようですね。

今回見つけた場所も竹林ではなく、道路脇の法面(のりめん)。

自分の生活圏内を注意深く見ていると、意外なところで発見できるかもしれません。

 

「『スッポン』タケ」の名前からもお分かりのとおり、スッポン(カメ)の頭から首にかけての形状にとても良く似たキノコ。

卵状の幼菌から柄とカサが展開する様はまさに男性のアレ。

これにレース状の飾りが付いたものがキヌガサタケというわけです。

おしゃれなチ〇ポという感じですね。

 

このキノコは胞子を風で飛ばすのではなく、昆虫などに運んでもらう方法を採用しているので、先端部分はグレバと呼ばれる胞子が混ざったオリーブ色の粘液状の組織で構成されています。

これが非常に臭い。

う〇このにおいに例えられることが多いようですが、実際はもっと複雑な発酵(腐敗?)系の匂い。

でも、どこかで嗅いだことがあるような気もします。

 

そんなキヌガサタケですが、なんで冒頭のように心を躍らせたかというと「キノコの女王」と呼ばれ、高級食材として扱われているから。

高級食材がタダで手に入れられるチャンス。逃す手はありません。

というわけで、スーツ姿の中年が深夜にヘッドライトをつけて道路わきの斜面をウロウロしながら一生懸命採取してきました。

端から見れば限りなく不審者。

車から向けられる冷たい目線は気にせず、鮮度の良さそうなものをGETだぜ!

 

下処理は匂いとの戦い

 

家に戻り、台所でキヌガサタケを袋から取り出してみると、小アリ・ダンゴムシ・ワラジムシなどの虫がついていました。

あの匂いに釣られてきたんですね。

生き物以外にもさまざまな汚れが付いているので流水でよく洗い流します。

気がつくと部屋に臭い匂いが漂っています。危険。

匂いの発生源である先っちょ、そしてレースの部分も捨てて、柄の部分を適当な大きさにカットしていきます。

 

ただ、下の固体は他のものよりもレースが綺麗な状態だったので、全部食べてみることにします。

まさにキヌガサタケという立派な形状。

洗うとこんな感じになります。

臭かったオリーブ色の先っちょもオレンジ色?きいろ?の素肌があらわに。かわいい。

レース部分は残念ながら、洗う過程で少し切れてしまいました。

 

柄の断面を観察。

ちくわ状のスポンジといった感じでしょうか。

もとの形状がアレだけに「海綿」というワードが脳裏をかすめたり、かすめなかったり。

 

キヌガサタケのスープを作る

 

今回は簡単に卵スープを作り、その中にキヌガサタケを入れてみたいと思います。

 

準備したもの

・水 500ml

・鶏がらスープ(粉末) 小さじ3杯

・醤油 小さじ1杯

・サラダ油 小さじ1杯

・コショウ 少々

・乾燥わかめ(水でもどす) 適量

・卵 1個

・キヌガサタケ 適量

 

水・鶏がらスープ・醤油・キヌガサタケを鍋に入れ、火にかけていきます。

キヌガサタケに味が染み渡ったところで、とき卵と水でもどしたわかめを投入。

最後にコショウとサラダ油を入れてかき混ぜたら出来上がり。

簡単ですね。

 

いざ実食!

 

卵スープの中から主張するキヌガサタケの先っちょ。

ここまでくると独特の臭みはなくなっているので、とても「美味しそう」に見えます。

それではいただきます。

 

まずはスープから。

鶏がらと醤油の味が口に広がります。

これは己のうまみを料理に放出するタイプのキノコではありませんね。キヌガサタケからのダシは出ていないように感じます。

スカスカの形状からも分かるとおり、むしろベースのスープをその身に吸収していくタイプですね。

 

メインのキノコをかじってみます。

…なんだ、これ!?

先端部分はコリコリとした感触、そして柄の部分はシャクシャクとした非常に歯切れの良い食べ心地。

他の食材では味わえない食感。面白いぞ、これ。

ちなみに、レース部分は可もなく、不可もなく(笑)

 

うん、わかった。この食材の醍醐味は歯ざわり・食感ですね。

食べることで「楽しい・面白い」を感じさせるエンターテイナーキノコ。

スープが美味しければキノコも美味しく感じる。そういう食材だと思います。

ご馳走様でした。

 

料理自体は美味しくいただきましたが、部屋は臭くなりました。

窓全開&換気扇MAXにして食材を扱うのが良いでしょう。

 

 

乾燥したものなら匂いはないかも知れませんね。

 

 

 

 

 

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