自給自足生活に憧れるへっぽこサラリーマンです。 諸活動によりGETした獲物の画像を載せる場合もありますので記事によっては閲覧ご注意ください。

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採取したぎんなんの臭いが気にならない下処理の仕方

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こんにちは「ぴよ」です。

 

 

秋といったら何を思い浮かべますか?

読書の秋。

スポーツの秋。

芸術の秋。

色々とありますが、その活力の根底にあるのが「食欲の秋」ではないでしょうか。

「実りの秋」という言葉もあるように、この時期は美味しい食材がたくさんあります。

米などの穀物類をはじめ、キノコ類や木の実類など色々なものを採取することができるすばらしい季節。

そんな数ある食材の中から、今回は「ぎんなん」を採取してきました。

 

ぎんなんって何?

 

「ぎんなん」とはご存じのとおりイチョウの実です。

イチョウは今から2億数千万年前の古生代ペルム紀から存在する世界最古の植物の一つで、シーラカンスなどと同じ「生きている化石」と呼ばれることもあります。

私たちにはごく普通に見られる樹木に感じますが、世界的にはなんと「絶滅危惧種」。

先ほど「実」と書きましたがイチョウは裸子植物なので、ぎんなんは厳密に言うと「実」ではなく、まわりの柔らかい部分を含めて全体が「種」ということになります。

ぎんなんは貴重で不思議な食材なんですね。

また、ぎんなんは漢方などで使われる反面、食べると中毒を起こすこともあります。

個人差はありますが、子どもの場合は7粒、大人の場合は40粒程で発症する可能性があるようです。

実際に食糧難の時代には食べすぎて死に至った例もあるとか。

基本的に小さな子どもには食べさせないようにしたほうが良いのかもしれませんね。

 

ぎんなんを拾う

 

ぎんなんを拾うためにはイチョウの木を探さないといけません。

街路樹として植えられていたり、神社や寺院の敷地内に植わっていたりします。

意識して探せば比較的あちこちで発見できる樹木です。

ただし、イチョウの木は雌雄異株なので、すべてのイチョウに実がなるわけではありません。

ぎんなんが採れるのは雌の株だけ。

夏までにイチョウの木が植えられている場所を複数見つけておいて、秋にぎんなんが落ちていないか巡回するのが効率の良い採取方法だと思います。

また、ぎんなんを採取する際、素手で触るのは危険です。

非常にくさいので、臭いが手に移る場合がありますし、体に触れることで「ぎんなん接触性皮膚炎」になることもあります。

必ず軍手やトングなど武装して採取するようにしましょう。

落ちていたぎんなんから大粒のものを選んで採取してきました。

イチョウの木の下にはぎんなんが大量に落ちているので、いくらでも取ることができます。

しかし、沢山あっても食べきれないし処理するのも大変なので、採取するのは食べられる分だけにしておきましょう。

 

ぎんなんの下処理

 

ぎんなんの種を取り出す

ぎんなんの処理は、まわりのくさい部分から種を取り除くだけの作業です。

(先ほど述べたとおり「すべてが種」なのですが、便宜上中の硬い部分を「種」とします。)

ただ、そのくさい部分をどうやって処理するかが大問題。

処理方法を間違えると、近隣の方に軽めのバイオテロを仕掛けることにもなりかねません。

ぎんなんの種を取り出す方法をネットで調べると、それぞれ独自のにおい対策を確立しているようです。

今回は保存袋に入れて、袋の中で種とくさい部分を分ける方法を試しましょう。

採取したぎんなんを保存袋に入れて、中の空気を抜きながらジッパー部分を閉めます。

このまま数日放置して発酵(腐敗?)させたら、柔らかい部分が取りやすくなるかも?

というわけで、とりあえず物置の中で数日放置した後に作業開始。

袋の外から指でつぶすと中から硬い種がつるっと出てきます。

結構簡単に取り出せますね。

数日放置のおかげなのかは謎。

袋の中で硬い部分と柔らかい部分に分けていきます。

種の部分をジッパーの方へ寄せていきましょう。

分けたらジッパーを開けて硬い種だけを容器に移します。

袋の中の余った柔らかい部分は再度ジッパーを閉めてそのままゴミの日に出しちゃいましょう。

臭いがほとんどなく、手を汚さずに処理できるとても良い方法です。

お隣さんが近いご家庭でも、この方法なら迷惑にならないと思います。

 

処理中に感じたことですが、袋の中のぎんなんが発酵していたらしく、柔らかい部分から甘いというか少しアルコールっぽい匂いがしたんですよ。

もしかしたら上手く処理すれば、周りの部分も食べられるのか?

まぁ、触れたらかぶれるぐらいだから無理でしょうね・・・。

 

種を洗う

ここまで来たら、あとは綺麗になるまでひたすら洗うだけ。

ぎんなんを綺麗にするために使ったアイテムがこちら。

ピーラーグローブ!

このゴム手袋でこすれば、野菜についている泥や皮が取れるというすぐれものです。

これで種の周りに残っている余分なものを取り除きましょう。

バケツに水に入れたら種をグローブでこすり合わせます。

水を流してモミモミ。水を入れてモミモミ。

モミモミモミモミ・・・。

何回か水を入れ替えながらひたすら揉みまくると綺麗な種が出来上がりました。

ピーラーグローブ最強!

 

乾燥させる

日の当たる場所によしず等を敷き、その上にぎんなんを広げて乾燥させます。

数日同じ工程を繰り返して完全に乾燥させます。

干し網を使うと外と家の出し入れが楽になるのではないでしょうか。

天気予報を見て晴れの日が続いている時に作業をすると、種がしっかりと乾燥すると思います。

保存するために水分はしっかりと飛ばしましょう。

 

完成

 

どうでしょう。

見た目はスーパーなどで売っているぎんなんと全く同じですよ。

購入すると「それなりの値段」がしますが、自分で処理すればお金は全くかかりません。

実際、スーパーでぎんなんを買っても結局は食べきれなくてダメにしていたので、自分で食べる分だけ取るのは無駄がなくて良いですね。

ぎんなんを採取できる環境がまわりにあれば、自分で下処理して食べてみてはどうでしょうか。

買ったものよりも美味しく感じるかもしれませんよ。

 

 

ぎんなん専用はストレスなく種が割れるらしい。

 

 

 

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