こんにちは「ぴよ」です。
前回下処理をして乾燥させたクルミたち。
乾燥させることで保存状態を良好に保つそうです。
でも、せっかく採集したので少し味見をしてみたいと思います。
さて、問題はオニグルミの硬さ。
栽培されているクルミは割り器や、品種によっては素手で割ります。
信州の方は素手で割って食べるみたいですね。
ちなみにうちの割り器。
クルミやギンナンを割るのに使っていました。
それに対してオニグルミの殻の硬さはハンパじゃないです。
通常の割り器では難しいでしょう。割り器のつなぎ目がギシギシ鳴ります。
最悪割り器の方が壊れることもあるかもしれません。
それぐらい硬い。
ちなみに和グルミ用の割り器もあるようですが↓
どちらにしても相当な力が必要です。
力の入れすぎで割り器を使うと結構手が痛くなります。
たくさん割らなければいけない時はうんざりしますね。
ということで、割り器を使わず力を入れなくても割れる方法で処理していきたいと思います。
とっても簡単&楽チンです。
水につける
まずは、乾燥させたクルミを一日ほど水に漬けておきます。
これをすることによって殻が割れやすくなるようなので、しっかり漬けましょう。
今回は味見なので、とりあえず五粒だけですけどね。
ストックはまだこんなにありますよ…。
また、このときに殻の汚れが気になるならこすっておくと良いでしょう。
殻を割るときに汚れが気になるかもしれません。
フライパンで煎る
つぎに、一日漬けたものをフライパンで殻を煎ります。
殻の水分が飛んでカラカラになるまで煎りましょう。
これでもか!というぐらい煎ってやりましょう。
ちなみに、中の可食部に火を通すことが目的ではありません。
火を通すことによって
このようにしっかりとガードしている硬い殻が…
このように開くのです。
だからカラカラなったからOKではなく、隙間が開いたかどうかをきちんと確認しましょう。
ここまでくれば後もう少しです。
おなかがすいた!
適当なもので割る
クルミが冷めたらフライパンから取り出しだします(やけどしないよう注意しましょう!)
あとは開いた隙間にスプーンでもフォークでも突っ込んでねじってあげれば簡単に割れます。
ちなみにぴよはワイルド感を演出するために、台所なのにフォールディングナイフを使いました\(^o^)/
割れたら中の実を取り出します。
爪楊枝などの細いものを使ってほじくり倒します。
食べてみると…うん、おいしい!
クルミの脂分と甘みが口の中に広がります。
一瞬で食べ終わってしまいました。
スーパーで買えばすぐ手に入るものですが、自分で採集したものを処理して口にしたぶん美味しさが増しますね。
ご馳走様でした。
自然の恵みに感謝です!!
採りに行くのが面倒なら、くるみ付きのものを買うのもあり。