こんにちは「ぴよ」です。
こちらもすっかり桜が満開。
家族で近く山まで花見に行きました。
とはいえ気になるのは周りの茂み。
家族から徐々に離れて茂みをのぞいてみると見慣れたものが。
アケビの新芽です。
気にしてみるとあちこち生えています。
そういえばコイツを食べる地域もあったなぁと思い出しました。
どんな味がするのか気になります。
少しだけお持ち帰りして食べてみましょう。
木の芽とは
日本料理で使われる「木の芽」という言葉。
本来は文字通り「木の新芽」を指す言葉です。
ですので、タラノメとかコシアブラとかも木の芽と言ってもよい気はしますが、狭義的にはサンショウの新芽を指すようです。
ネットで「木の芽」で調べるとサンショウのレシピがたくさん表示されます。
ただ、新潟や山形の方ではアケビの新芽を「木の芽」と呼ぶらしく、春の山菜の一つとして扱われているようです。
地域の特色が感じられて面白いですね。
今回調理するのはアケビの芽です。
調理してみる
洗う
アケビは国内に数種類存在しますが、今回採ってきたのはミツバアケビの芽です。
採ってきたものには虫や汚れがついている場合があるので、まずは水でしっかりと洗いましょう。
案の定、水をつけるとアブラムシが数匹出て来ました。
洗うと汚れも出るのできれいに見えてもこの工程はしっかりやったほうが良いでしょう。
茹でる
沸騰したお湯に塩を入れたらアケビの芽を入れて茹でます。
食感の好みによって茹でる時間を変えるようです。
今回は2分ほど茹でました。
水で冷やす
茹でたら水に入れて冷まします。
水に浸しておくことでアクも抜けるようです。
今回はなんとなく氷水で冷やしてみました。
時間は15分程度です。
盛り付ける
新芽を適当な長さに切っていきます。
食材にしている地域では卵黄と一緒に食べるのが基本のようなので、まずはそのように。
完成!
では、醤油をたらしていただきます。
…うん、うまい。
シャキシャキした歯ごたえが楽しい。
茹で時間&水にさらす時間で変わるかも知れませんが、今回は苦味もそんなに感じません。
もしくは卵の黄身のおかげなのか。
来年はもう少し多めに採ってきて食べたいと感じる味です。
ごちそうさまでした。
買うと結構お高いものですね。