こんにちは「ぴよ」です。
用水路から獲ってきたアメリカザリガニ。
子どもの頃は真っ赤で大きなザリガニを「マッカチン」と呼んでおりました。
子ども(男子)たちの間ではマッカチンは別格。
真のザリガニ、王者として崇められていました。
が、今回の用水路にはマッカチン級はいませんでした。
残念。
それでも大きめのものを家に持って帰ってきましたよ。
当然?食べるために獲ってきたので容赦しません。
一日ほど水道水に入れて泥抜きしてみました。
綺麗に洗う
泥抜きをしたザリガニを洗います。
本当はブラシなどでこすって汚れを取るのがいいみたいなのですが、ちょっとメンドクサイ…。
どうせ殻は食べないので、とりあえず流水で洗って完了。
カサカサと元気な音を立てているザリガニ君たち。
すみません。これから君たちを頂きます。
塩茹でにする
今回はザリガニ本来の味を知るために余計な味付けはせず、シンプルに塩茹でにしたいと思います。
深底のフライパンに水と塩を入れて火をつけます。
沸騰する前(ぬるま湯)にザリガニを入れると暴れずにいてくれました。
かわいそうに、彼らは気付いていません。
だんだん表面の色が変わっていきます。
頃合を見て、一気に火力を上げ茹でていきます。
どんどん赤くなっていくザリガニ。
赤というよりは朱・紅でしょうか。
鮮やかな色に変わっていきます。
沸騰した湯で踊るザリガニの鮮やかさがいい感じです。
もはや美味しそう。
ちなみに寄生虫が怖いので、今回は10分以上熱を通しました。
完成
目の前には色鮮やかなミニチュアなロブスターが!
○十年前にTVCMがガンガン流れ、ファミリーレストラン並みに(ファミレスなんですがw)あちこちにあった「レッドロ○スター」を思い出します。
ぴよも誕生日とかの記念日に連れて行ってもらった思い出があります。
なつかしい。
それでは失礼して…。
尻尾のところを取り出します。
見た目は完全にボイルしたエビですね。
いただきます…。
うん、味もエビだ!
美味しいです。
他のザリガニも一気に全部食べてしまいました。
あえて普通のエビとの微妙な違いを読み取るなら…
泥臭さですかね。
五区画ほど向こうの路地から泥臭さがコチラをチラリと覗いて手を振っている感じがします…。
が、気にしなければ大丈夫。
その証拠に嫁も
「これ、エビじゃん!」
と驚いておりました。
泥臭さには気付いていないようです。
もっと泥抜き日数を増やせば、さらに泥臭さも薄れるのではないでしょうか。
今回はザリガニの実力を思い知りました。
そもそもフランスでは高級食材「エクルヴィス」として扱われているようですし。
いずれ他の食材と合わせて料理するのも楽しいかも知れませんね。