こんにちは「ぴよ」です。
突然ですが…。
車中泊。
何と素敵な響きでしょう。
車で移動し、車内で寝泊りし、旅を続ける…。
男のロマンが詰まった旅のスタイル。ワクワクしますね。
ぴよも遥か昔にしたことがあります。車中泊。
ただ、狭い車だったので、ロマンとはかけ離れた、単に宿代を浮かすためだけの貧乏旅行でしたけど…。
それでも十分楽しかったです。
道中、アウトドア用のコンロ(バーナー)も持って行きましたが、必ずしも火を使ってよい場所に停車できるわけではないんですよね。
車の中でお湯が沸かせたら便利なんだけどなー…。
なんて思っていた当時を思い出し、調べてみると…あるんですね、車内用の電気ケトルが。
その当時にもあったのかは今となっては分かりませんが。
というわけで、購入しちゃいました。
SEIWAの「ボトル電気ケトル」。
MADE IN CHINAとありますが、日本のメーカーのようです。
箱に「長距離ドライブ・車中泊に便利!」と書いてあります。
想定している用途にピッタリ。
これがあれば、車内でお湯が沸かせます。
早速コイツの使い心地を試したいと思います!
お湯がこぼれないように配慮されたフタ
フタの部分にはロック機能が付いています。
これが↓
こうなります↓
注ぎ口などにパッキンも付いているのですが、完全密閉ではないので過信は禁物。
フタの「PULL」部分を少し触れば隙間ができるレベルです。
あくまでも「簡易的なもの」と思って、転倒などには注意しましょう。
ドリンクホルダーが使えるように設計されたフォルム
ポットの下の部分が車のドリンクホルダーに入れられるように細くなっています。
メーカー純正の固定式のドリンクホルダーだと安定しているので、設置したときでも精神的に安心。
フックなどで取り付ける社外製のドリンクホルダーは、不安定で危険ですね。
中の水がこぼれるので使わないほうが良いと思います。
空焚き防止機能が付いている
ある程度、中に水が入っていないと加熱されないようになっています。
容器が透明ではないので空焚きしないように工夫されているのが良いですね。
それでも一応、沸かす前に水量は確認しましょう。
上限温度になると自動的に電源がOFF
水を入れてスイッチを押すと加熱中を示す赤いランプが点きます。
ちなみに緑のランプば通電していることを示しています。
仕様的に「85度」で加熱が止まるようになっています。
ちなみに沸騰する温度までは上がらないので、購入を考えている人は注意ですね。
この時期(5~6月)の常温の水で、20~30分ほどで赤いランプが消えます。
入れる水の温度や季節で加熱時間は変わると思います。
コンビニの冷えた水を入れたら、今回の倍以上は時間がかかるんじゃないでしょうか。
走行中にも使えるので、お湯を使いたい目的地から逆算して過熱しておくと、時間短縮になります。
カップ麺を食べてみる
これを買って誰もが一番に考えるのが、カップ麺が作れるのかどうかではないでしょうか。
とても重要です。
実際に作ってみましょう。
沸かしたお湯をカップ麺に注ぎます。
フタをして3分程待ちます。
出来上がりはこんな感じです。
結果から言うと、85度のお湯でもカップ麺を作れました。
480mlまで沸かせるので、普通サイズのカップ麺であれば問題なく食べられます。
ただ…
お湯から電気臭(溶接・はんだごてのようなにおい)がしました。
お湯を注いだカップ麺からも、食べるときに電気臭いを感じました。
たぶん、新品ゆえの臭いだと思います。
使っているうちに臭いも消えていくのではないでしょうか。
気になる場合は、実際に使う前に何度か「ならし運転」をしておくのが良いかもしれません。
ちなみに、食べられないほどの臭いではありません。
ぴよは食べていると鼻が慣れて気付かなくなりました。
最後に・・・
使ってみて感じたことは…
やはり移動しながら車内で加熱できるのは便利ですね。
コーヒー・お茶・紅茶など、温かいものが飲めるのは、とても助かります。
特に寒い時期は重宝するのではないでしょうか。
車中泊はもちろんですが、災害時などでお湯が必要な場合(例えば赤ちゃんミルク用のお湯の確保)にも活躍してくれそうです。
出かけるときに車に入れておくといざというときに役立つ、そんなアイテムでした。