自給自足生活に憧れるへっぽこサラリーマンです。 諸活動によりGETした獲物の画像を載せる場合もありますので記事によっては閲覧ご注意ください。

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防災・災害対策

災害知識「知っている」と「できる」は大違い!実は難しかったツナ缶ランプ

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こんにちは「ぴよ」です。

 

 

「地震大国」なんて呼ばれるこの地で生活している日本人。

昔から大地震と向き合っていくなかで、様々な教訓やアイデアを生みだしてきました。

今ではそうした情報をまとめた、さまざまな書物(防災ハンドブック)が書店などで販売されています。

防災グッズの中に一冊忍ばせておくと、いざという時の助けになりそうですよね。

でも、本を購入したことがある人、読んだだけで準備はバッチリ!って気分になってはいませんか?

それって実はとても危険なことなんです。

 

たとえば…。

ネットで買ったテントが届き、仕事終わりの自宅リビングで酒を飲みながら取扱説明書を一読して終了。そして家族キャンプ当日、テント設営に奮闘するもなかなか組み立てられず焦るパパ。

それを冷たい視線で眺める妻と子ども…。

…こんなネタのような話を耳にしますが、いったいこのパパの何が問題だったか?

敗因は、たったひとつの単純(シンプル)な答え。

それはあらかじめテント設営の練習していなかったからです。

 

つまり、知識として情報を頭に入れていても実際に使えなければ全く意味がないということ。

いいですか、知ってはいても実際に使えなければ意味はない!

大事なことなので2回言ってみました。

 

ということで自戒の意味も込めまして、今回ぴよが知識としては理解している「ツナ缶ランプ」に挑戦し、本当に出来るのか実際にやってみたいと思います!

さて、結果は…?

まぁ、タイトルで推測できますね…。

実際に使えなければ意味はないんです。

 

ランプを作ってみる

 

まずは材料の準備です。

 

・ツナ缶(ノンオイルではないもの)

・ティッシュ(一枚でOK)

・缶きり(穴をあけるもの)

 

材料はこれだけでOK.

 

缶に穴をあける

 

今回、ぴよは穴を開ける道具にスイスアーミーナイフを使用。

装備されているキリを使ってツナ缶の真ん中に穴をあけます。

 

もちろん缶切りでも、釘にカナヅチでも、穴が開けられるものなら何でも大丈夫です。

火を点けるのが目的なので、絶対にツナ缶はオイル漬けの物をチョイスしましょう。

水煮では火が点きませんからね。

こんな感じで穴が開きました。

この穴に火を点けるための芯を挿入していきます。

 

ティッシュで芯を作成

 

ティッシュを一枚使用してこよりを作ります。

適当な長さまでヨリヨリしたら余分な部分をナイフでカット。

これをランプの芯とします。

イメージとしては1/3は缶の外に出ていて、残りの2/3は缶の中でとぐろを巻いて油を吸うことが出来そうな長さです。

ちなみに今回使っているスイスアーミーナイフは「ウェンガー」製。

「ビクトリノックス」製も持っていますが、ナイフ機能の缶切りが日本で主流の引き切りタイプなので(ビクトリノックスは押し切り)ぴよはウェンガーの方が好きです。

まぁ、今回缶切り機能は全く使用しませんけどね。

作った芯を押し込んで先っちょを出してみました。

一応これで工作は終了です。簡単ですね。

芯全体に油が染みこむように5~10分程度は放置しましょう。

 

いざ点火!

 

ここまでは「ツナ缶でランプを作ろう!」的なものを見たことがある人は出来ると思います。

あちこち調べた情報によると「1時間程度」はランプとして使用できるらしいです。

さぁ、ここからが本番!実際にランプとして機能するかの検証だ!!

 

一回目

 

芯に十分オイルがしみこんでいるのを確認して、いざ点火!

なんとなくお魚っぽい臭いを漂わせながら炎を上げるツナ缶。

いけるか!?

…5分ほどで鎮火しました。

再度火を点けてみましたがあまり変わらない時間で再度鎮火しました。

うーん、何が悪いのか?

 

二回目

 

今度は缶から出ている芯を全体的に炭化(黒く焦がす)させて再点火。

お!今度は良い感じで火が灯り続けます。

…が、約10分で鎮火。

さっきよりは時間がのびましたがランプとして利用できる、という時間ではないですね。

 

いろいろいじってみる

 

もう一回芯を引き伸ばしてさっきより長めに設定してみます。

…鎮火。

くそっ!

今度は缶を半分開けて横から攻めてみます。

お、今までで一番明るいんじゃないの?

これはどうだ!?

鎮火…。

…はい、ダメじゃん。

何回チャレンジしても15分の壁を越えることができません。

ツナ缶ランプ難易度高すぎ!

 

結果!

 

確かに火は点くのでランプとして使うことは可能なのかも知れませんが、長時間燃やし続けるのにはかなりのコツが必要に感じました。

今回の結果からでは、災害時には大人しく懐中電灯やろうそくを用意して使っていたほうがマシということになりますね。

ということで、使用したツナ缶はマヨネーズと黒コショウをトッピングしてぴよが美味しくいただきました。

しかしながら、情報として広まっているのだから上手く出来る方法orコツがあるはず。

長時間燃やし続けられるようになりたい…。

 

コツなんかをご存知の方は是非教えてください。

 

ここまでやっておいてアレですが、災害時はヘッドライトが便利だと思います。両手も使えるし。

 

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