こんにちは「ぴよ」です。
空気銃「エースハンター」でようやく手に入れることができたキジ。
こいつを食べてみることにします。
人生初のキジですから、どうやって食べようか迷いましたが・・・。
やはりキジ料理一発目は、てっぱんの「キジ鍋」を作ってみようと思います。
肉の下処理をする
今回はキジのもも肉を使います。
もも肉にはまだ骨が残っている状態なので、まずは骨を取り除くところからスタート。
刃物で骨に沿って肉に切れ目を入れたら筋を切り離しつつ、なるべく骨に肉が残らないよう丁寧に取り出していきます。
と言いながら、結構骨に肉が残ってしまいましたね・・・。
もう一つのもも肉も同じように処理していきます。
骨が取れたらお肉を食べやすいサイズに切り分けておきます。
圧力鍋でキジのだしをとる
保管しておいたキジのガラを圧力鍋に入れます。
下処理で出た骨も、いらない皮も全部鍋に投入。
骨が漬かるくらいに水を入れたら強火で煮ていきます。
かなり灰汁が出るので、おたまなどで丁寧に取り除きましょう。
灰汁を取った後は蓋をして、圧力をかけた状態で50分ほど弱火で煮込んでやりました。
圧力が抜けたら蓋を開けて中を確認。
いい感じじゃないですか。
キッチンペーパーを敷いたザルの下にボウルを設置。
ザルに圧力鍋の中身を流し込み、だしをボウルに集めます。
おぉ、いい色ですねぇ。
とても美味しそうなだしが取れました。
土鍋に具材を入れる
今回準備した食材は・・・。
・キジ肉
・焼き豆腐
・しらたき
・長ネギ
・ぶなしめじ
・ニンジン
・春菊
です。
まずは土鍋に先ほどのキジだしを鍋に入れ、そこに昆布つゆと日本酒を適量入れて味をととのえます。
その後は具材を鍋に入れて、火が通るまで煮立たせます。
肉までちゃんと火が入れば完成です。
いざ実食
さぁ、人生初のキジ鍋。お味はどうでしょうか?
それではいただきます!
・・・。
うん、美味い!
ヒヨドリとかだとレバーっぽい血の味がするんですが、キジはそういった臭みがまったくない。
正直、この鍋をキジと教えずに他人に食べさせたら鶏肉と間違えると思います。
それぐらい癖のない味。
キジ肉、ポテンシャル高いわー。
スープもキジだしと野菜、きのこのうま味成分が合わさってとても美味しくなっています。
なんだよぉ、肉もスープも美味いなんてとんでもない食材を知ってしまったじゃないか・・・。
ぺろりとたいらげてしまいました。ごちそうさまでした!
これからはキジを見つけたら確実に手に入れたいところですが、残念なことになかなか出会えないんですよねー。
本当に運が良かったと思います。
キジさん、またどこかで会いましょう!
猟をしていなくても家庭でキジ鍋が食べられるって幸せですね。
キジ鍋